このブログを始めた頃、「ディオレラ」という香水について書いた事があったんですけど、それのポスターを見つけたのでご紹介です。
当時、ポスターのイラストを手掛けていたのは、ディオールが服飾デザイナーになる前、イラストレーターだった頃からの友人ルネ・グリュオー。この人の絵のタッチ、好きだったんですよね~。
「ディオレラ」1972年発表
昔の床屋で嗅いだような懐かしい香り…と表現した記憶がありますが、そんなメンズライクな香りもポスターを見れば明らかにレディース。
パンツスーツが流行した70年代、社会に進出した女性が男に媚びる事なく颯爽と街を歩く…香りのイメージとしてはそんな感じでしょうか?
「ディオラマ」1949年発表
ついでに見つけたのがこちら、1947年発表のディオール最初の香水「ミス・ディオール」と、1956年発表の名香「ディオリッシモ」の間に創作された幻の香水。
「ディオーリング」1963年発表
これは1957年にディオールが急逝した後、イヴ・サンローランを経てディオールの主任デザイナーに就任したマルク・ボワン時代に初めて創作された香り。
「ディオレッセンス」1979年発表
ついでにもう1つ。1985年に「プワゾン」が発表される前、ディオールの香水の中で一番セクシーな香りと言われていたのがこちら。
いかがでしょう?こうして並べて見ると、それまで必ず“DIOR”の文字を入れていたネーミングの縛りを「プワゾン」で絶ち切ってしまった残念感がこみ上げてくるんじゃないでしょうか?
まぁ、「プワゾン」は「プワゾン(毒)」と命名するしかない香りだったんでしょうけどね。
最後になりましたが、上記の香水は日本のショップでは買えません。私の知る80年代でも「ディオラマ」「ディオーリング」は影も形もなく、「ディオレッセンス」は買えましたが「ディオレラ」は既に稀少な香水となっておりました。
ちょっと前に復刻シリーズとして出ていましたが、これも今はネットで買えるか買えないかという状態だと思われます。コレクターならネットで調べて、急いでゲットするっきゃありませんよ。
当時、ポスターのイラストを手掛けていたのは、ディオールが服飾デザイナーになる前、イラストレーターだった頃からの友人ルネ・グリュオー。この人の絵のタッチ、好きだったんですよね~。
「ディオレラ」1972年発表
昔の床屋で嗅いだような懐かしい香り…と表現した記憶がありますが、そんなメンズライクな香りもポスターを見れば明らかにレディース。
パンツスーツが流行した70年代、社会に進出した女性が男に媚びる事なく颯爽と街を歩く…香りのイメージとしてはそんな感じでしょうか?
「ディオラマ」1949年発表
ついでに見つけたのがこちら、1947年発表のディオール最初の香水「ミス・ディオール」と、1956年発表の名香「ディオリッシモ」の間に創作された幻の香水。
「ディオーリング」1963年発表
これは1957年にディオールが急逝した後、イヴ・サンローランを経てディオールの主任デザイナーに就任したマルク・ボワン時代に初めて創作された香り。
「ディオレッセンス」1979年発表
ついでにもう1つ。1985年に「プワゾン」が発表される前、ディオールの香水の中で一番セクシーな香りと言われていたのがこちら。
いかがでしょう?こうして並べて見ると、それまで必ず“DIOR”の文字を入れていたネーミングの縛りを「プワゾン」で絶ち切ってしまった残念感がこみ上げてくるんじゃないでしょうか?
まぁ、「プワゾン」は「プワゾン(毒)」と命名するしかない香りだったんでしょうけどね。
最後になりましたが、上記の香水は日本のショップでは買えません。私の知る80年代でも「ディオラマ」「ディオーリング」は影も形もなく、「ディオレッセンス」は買えましたが「ディオレラ」は既に稀少な香水となっておりました。
ちょっと前に復刻シリーズとして出ていましたが、これも今はネットで買えるか買えないかという状態だと思われます。コレクターならネットで調べて、急いでゲットするっきゃありませんよ。